なぜ入学してすぐ付き合うカップルは短命なのか。
そもそも恋愛自体が脳の勘違いらしいが、春はその勘違いを加速させるみたいだ。
秋や冬という季節は気分が落ち込む方向に向かうが、春というのは新しいことの始まりの季節になるため、無意識に気分が上がっていることが多い。
その影響で、会う人全てが素敵に見えてしまうという。
わからなくもない。
それに加えて、どいつもこいつも浮かれてるから、雰囲気にだまされてしまうところもあるのだろう。
メラトニンというホルモン分泌量に変化が起こる話は、前回記述したのでそっちを読んでいただきたい。
また動物が出産をした時に、生まれた子供たちが十分育つだけの食べ物がある季節、つまり日本では春から秋にかけて出産をすることになるため、妊娠期間を逆算して早春に発情期を迎えるのは、妥当と言えるだろう。
もちろん人間に限らず、春に発情期を迎えない動物もいるが...
人間にとっては春は新年度を迎える季節という常識が浸透しているが、
動物的に見れば春は新たな食べ物が実り、子育てに適切な季節という言える。
(食べ物が十分確保された時期に発情するとは、動物の本能はよくできてるなぁ。)
服装も冬の閉じた服装から一気に開放的な服装に変わっていくので、その露出やギャップでも異性が素敵に見てしまうということもありそうだ。
大学生時代、新歓や入学してすぐ付き合うカップルにすぐ別れてしまう傾向が見られたのも、おそらく春が勘違い恋を始めやすい季節だからであろう。
しかし、逆に言えば本能に従った恋だとも言える。
なぜ男は1女にたかるのか。
おはようございます。
中間テスト再試になって4月をスタートしたたいしょうでござる。
日本では今頃新歓で賑わってると思うが、何となくぼーっと考えてたら、
そもそも何で1女ってあんなにも人気なのか疑問に思ったため、クソ真面目に考えてみた。
後輩好きというだけなら2女でも問題ないはずである。
だが、女子大生スクールカースト的には、
- 華の1女
- 嫉妬の2女
- 諦めの3女
- 悟りの4女
というようになっているみたいだ。
女子大生は大変ですなぁ。
(もっと大変なのは僕みたいな不細工男子大学生なんですが....)
まずはじめに、人間が最も嬉しいや楽しいなどを感じる、気分的に上がる出来事というのは、
「新しい人に出会った時」
である。
新しい人に出会うということは自分の人生に新たな刺激が加わる。
また全く知らない世界に触れることもできる。
また、必ず何かしらで接点があるはずのため(6次の隔たり)、それが見つかるとさらにテンションが上がることだろう。
つまり、新歓というのは男子大学生にとって、
いっぺんに大勢の新女子大生に会うことのできる最高のチャンスなのである。
また、新歓が春に行われるということもポイントだ。
なぜなら春になると多くの人が恋愛をしたくなることには、科学的根拠があるからである。
まずはじめに生物学的根拠に触れたい。
メラトニンというホルモンがあるのだが、これは日照時間が長くなる春には分泌量が減少する。
このメラトニンというホルモンは、身体に対していくつかの効果があるのだが、
そのうちの一つが
「性腺刺激ホルモンの抑制」
である。
つまり、メラトニンは恋愛行動のスイッチをオン・オフにするということであり、
このホルモンが減少する春には、恋愛スイッチがオンになり、恋愛モードになってしまうというメカニズムである。
事実、人間以外の動物では、メラトニンの分泌を抑えると、早熟・発情のスイッチが入るという調査も報告されている。
恋愛スイッチがオンになったところに、新しい出会いが腐るほどあるのだ。
狩猟本能を持つ男性が狩りに出ないわけがないだろう。
逆に言えば、新歓期間中の恋は勘違いだ。
(だからすぐ別れるでしょ?)
季節によって恋愛ホルモンの作用に違いがあることについては今度テーマにしてみたい。
次に心理学的根拠に触れたい。
男性は基本的に自尊心が強い生物である。
これは男性が狩猟脳も持っているということなのだが、
昔狩猟時代の時に、男性陣が狩りに出かけた際、
「誰が獲物を最後に仕留めるか」
が重要になってくる。
もちろん最後に仕留めたものが手柄を多く持っていくのは納得いくだろう。
(SAOでもレア武器ドロップするみたいな)
まずここで男性の競争意識が高まっていったのである。
そして獲物を仕留めたことで、
女性や子供を養うことができ、
村全体を支え、みんなから賞賛され能力が褒め称えられていった。
そのため自分の能力や人間性に自尊心を持つように発達していったのである。
1女の醍醐味の一つに
「反応がピュア」
ということが挙げらえる。
ちょっと面白いことを言えば爆笑してくれる。
スポーツができれば「すごい!」と褒めてくれる。
勉強ができれば頼ってくれる。
つまり、1女というのは知らず知らずのうちに
男性の自尊心を満たしているのである。
学校で会うだけで
「〇〇先輩〜!!おはようございます!!」
というように笑顔で元気良く接してくれる。
完全に男の自尊心をくすぐっている!!
また学生生活に慣れていない1女は男性先輩から見ても、自分色に染めれる確率が2女3女に比べても高いのである。
結論:
- 春はホルモンの関係で恋愛スイッチがオンになる
- 新しい出会いが豊富
- 男性の自尊心満たしまくり1女
もっと細かく見ればまだまだありそうだが、とりあえずこんなところだろうか。
まぁ男子大学生のみなさんは頑張ってください!!
最初の男になりたい男性、最後の女になりたい女性
午前の授業が休講になったので更新することにした。
(恋愛科学が意外にも人気記事になっていて、嬉しいです。ありがとうございます。
あくまで研究の一つなので、今後も続けていければなーと思っています。)
今回は、男女間の恋愛を始める以前の心理、生物学のそもそも違いについて注目してみる。
恋愛科学を知っているだけでも、相手に対する妥協や理解が少しでもできるはずなので、ぜひ覚えておいてもらいたい。
タイトルにあるように、
男は惚れた女性の「最初の男になりたい」
女は惚れた男性の「最後の女になりたい」
という願望がある。
このせいで、女性は男性のことを、
「自分が最後の女になりたいって思ってるんだから、男も同じで私にとっての最後の男になりたいんでしょ?」
という勘違いをしていたりしないか?
それで捨てられた時に、全く理解できなかったりしてないか?
この心理も当然理にかなっている。
まず、なぜ男が惚れた女の最初の男になりたいのか?
という点だが、もちろん様々な理由、科学的なバックグラウンドがあるのだが、
僕が思うのは、男には狩猟脳が備わっているという点だ。
もともと男は狩猟で獲物を獲ってくるという役目があったはずである。
男性が独占欲が強い理由もここから来ていて、
好きな女性(=獲物)を捉えることに満足感を覚える。
(女性が思っている以上に、男性は"処女を奪う"という行為に敏感だよw)
それに加え、男性の生物学的な役割は、
「より多くの子孫を残す」
このことに他ならない。
つまり、いろいろな女を好きになる=子孫を残せるチャンスが増える
そしてもちろん、その女性にとってその相手の男性が初めての相手ならば、子孫を確実に残せる確率というのは上昇する。
処女="自分の子孫"を確実に残せる
という考えが男性には無意識のうちにあるみたいだ。
一方で女性の
「最後の女になりたがる」
これについても、科学的なもちろん裏付けはある。
相手の男性が昔遊び人だろうが、
「最終的に現在、私を本気で愛してくれれば良い」
と思える女性は少なくないはず。
この心理はどこから来るのだろう。
まず前提として、もちろん女性は男性と違ってたくさんの子孫を残せるわけではないため、一人の相手を大切にする傾向は男性より強い。
さらに、妊娠中は完全無防備状態になり、これは生物としてはかなり危険な状態にあるため、男性に守ってもらう必要がある。
その後、直接的な子育ての役割はやはり女性にあるため、
子育てを考えた時、外敵からの保護や食料の援助、経済的な援助というものを主に男性に頼らなければならない。
これが女性が最後の女になりたい、いやむしろ最後の女でなければいけない理由である。
最後に、残念ながら男性と女性が絶対にわかりあうことはできない。
しかし、お互いを理解する努力は絶対に必要なため、
そのためのツールとして "科学" に興味を持って見るのはいかがでしょうか。