いいなぁ♡と思う異性がいたら、チョコを食わせろ
もうバレンタインデーもホワイトデーも過ぎてしまい、旬な話ではないのだが、
チョコレートによる恋愛効果について科学的な話を綴ろうと思う。
(あ、僕は今年も安定の無チョコバレンタインをエストニアでも過ごしましたよ!!)
タイトルにあるように、我々は常にチョコレートをポケットに忍ばせておいた方がいいかもしれない。
そんで、いいなぁと思う異性がいたらチョコをあげちゃう。
なぜなら、チョコレートに含まれている成分というのは、気持ちを高揚させて、目の前にいる異性を素敵に見せる効果があるらしい!
そもそもチョコレートはもともと媚薬である。
今の若者はこの事実を知っている人は少ないんじゃないかな。
つまり、Hをする前に飲んでいたということだ。
代表的な恋愛ホルモン、恋愛脳内物質に、
PED(フェニルエチルアミン)というものがある。
これの物質は特に恋愛に関係していると言われていて、異性に好意を持ったり、何かに集中している時に脳内で分泌されるホルモンである。
こいつは、脳下垂体から分泌され、脳内で性的興奮と快感に直接関係する神経伝達物質として機能する。
一目惚れや、恋やつれなどの現象は全てこの「PED」が関係しており、たとえば恋愛初期の好きな人に会った時のドキドキ感や気持ちがめっちゃ高揚する感覚、これらの感覚感情をコントロールする恋愛ホルモンとして働く。
恋に夢中な時は、恋の媚薬ホルモンPEDの作用で、興奮系ホルモンのドーパミンが大量に誘発される。
つまり、「人が恋に落ちる」という現象、状態は、脳内でPEDというホルモン濃度が上昇することで、脳が快感を示していることになる。
では、これとチョコレートがどう関係あるのだろうか。
実はチョコレートには、恋愛科学物質が含まれているという発見があったのだ。
しかし、このPEDは消化の際に分解されてしまい、チョコレートを食べても脳に作用することはないという科学的な否定があった。
「あれ?じゃあ意味ないじゃん...」
しかし、再び2007年に、チョコレートにはまるで「恋に落ちた」かのような感覚をもたらすという実験結果が報告されたのだ。
この実験というのは、「チョコレートを口の中で溶かす」時と、「情熱的にキスをする」時の心拍数と脳の活動状態を比べるというのもので、20代のカップルを被験体に行われた。
そしてその結果、ブラックチョコレートを食べている時の心拍数がなんと、キスをしている時の2倍にまで上昇するということが明らかになった。
そしてチョコレートが舌の上で溶け始めた際、脳のすべてのパーツがキスをしている間に見られたものよりも、はるかに激しく発動したみたいだ。
これは男女同じような結果が得られたと言われている。
つまり、このチョコレートによる気持ちの高揚で、
「もしかして!!恋かも!?!?」
という誤解をされることができるかもしれない!
そもそも、人間は脳をコントロールしているのか、脳にコントロールされているのかよくわからないので、こう言った脳を騙すというのは意外と効果があると僕は思っている。(と言っても実際にチョコをあげたことなんてないっすよ...)
さらに、説得力を上げる裏付けをすると、
アメリカでは実際にAV男優の中にチョコを食べてから撮影に臨む人もいるらしい。(あくまでネットで知った情報ですが...)
また、ブランデーなどのアルコールの入ったチョコレートは、アルコールによって副交感神経が刺激され、リラックスすると同時に皮膚の感度が上がってしまい。まんまと異性に落とされやすくなってしまう。
バレンタインに好きな男の子にチョコレートを渡すという行為は、理にかなっているのかもしれない。
実験データが得られる前から、人間は本能的にチョコレートを使って異性を捕まえるという行為が行われていたのは、本当に興味深いな。
だがしかし、どのくらい即効性があって、
実際に、統計的にチョコを食べさせたグループとそうでないグループでカップルの誕生にどのくらい差があったのか、などという研究は今の所行われていなさそうなので、効果に関してはなんとも言えないが、
ガムを上げる感覚で、チョコをあげてみてはいかがだろうか。
多分チョコ嫌いな人いないだろうし。